1982年6月22日生、東京都出身。180㎝・102kg/マツダスタジアムのバッターボックスに立つ内藤選手。

◆何十分も本屋のなかをウロウロ(笑)

 昨年末のことで言うと、オレが表紙を飾らせてもらった『広島アスリートマガジン1月号』の評判もチラホラと耳に入ってきました。ツイッターなどを見ていたら、あまりカープには詳しくない方も買ってくれていたようで、実際にプロレスファンの方で「内藤さんが表紙だから買いました」っていう言葉も目にしました。

 1月号のインタビューでもお話ししたんですが、オレとしては表紙になることで、少しでもプロレスと野球の懸け橋になれたらという思いがあったので、それぞれのファンが手に取ってくれたとしたらうれしいですね。

 カープファンの方には新日本プロレスも見てほしいし、逆に新日本プロレスのファンの方、普段は野球を見ないよっていう方には広島カープの試合を見てほしいし、好きになってほしいし。微力ではありますが、新日本プロレスのファンの方にもカープの魅力を伝えることができたんじゃないかなと思っています。正直、プロ野球選手でもないオレが表紙を飾ることで否定的な声もあるのかなと思っていたんですけど、いまのところそういう声は目にしていないので、ホッとしています(笑)。

 掲載誌は編集部の方から頂いたんですけど、実際に雑誌が棚に並んでいる光景が見たくて、いてもたってもいられずに発売当日に本屋に買いに行っちゃいました(笑)。本屋に着いたときに、ちょうど広島アスリートマガジンを読んでいる人がいたんですよ。雑誌が棚に並んでいる光景を写真に撮りたかったんですけど、読んでいる方がいたので、何十分も本屋のなかをウロウロしてずっと待っていました(笑)。

 結局、読んでいた方はそのまま雑誌を購入していたので、なんとなく売り上げに貢献したような気分になって(笑)、無事に写真も撮ることができました。棚に雑誌が並んでいる光景を見て、あらためてカープファンとして一つの達成感というか、来るところまで来たなと思いましたね。そもそもプロレスを頑張ってこなければ今回の表紙の話も来ていなかったと思うし、ここまでプロレスを頑張ってきて良かったです。