3月3日の滋賀戦で連敗をストップさせた広島ドラゴンフライズが、北の大地でレバンガ北海道と対戦。昨年の10月25日以来となる連勝(三遠ネオフェニックス戦)を目指し、前節と同じスターターで勝負の一戦に臨んだ。

古野拓巳選手のスリーポイントシュートなどで、最後まで粘りを見せた広島ドラゴンフライズ。

<1Q>
 橋本竜馬のシュートで、まずは北海道が先制。広島もアイザイア・マーフィーのスリーポイントシュートで得点するが、ターンオーバーが続き流れは北海道へ。14-18で第1クォーターを終了。

<2Q>
 広島は開始直後にトーマス・ケネディがジャンプシュートを決めるが、ターンオーバーの増加でシュートを打ちきれず苦しい展開に。その後も北海道にバランスよく得点を許し、29-38で前半を終了。

<3Q>
 後半開始早々、広島が守備から良い流れをつくり、グレゴリー・エチェニケの連続得点や、田中成也のスリーポイントシュートで追い上げる。一時は同点にするなど、点差を詰めたところで第3クォーターが終了(54-55)。

<4Q>
 広島は開始から北海道に連続得点を許すが、古野拓巳のスリーポイントシュートや朝山正悟のレイアップシュートで粘る。一進一退の攻防が続くなか、北海道の多嶋朝飛にスリーポイントシュートとフリースローを確実に決められ、徐々に点差が開く。終盤にファウルゲームに持ち込み逆転を狙ったが、わずかに届かず76-82で試合終了。

 最後まで前半のターンオーバーが響いたものの、一時は同点に追いつくなど粘りを見せた広島。結果的に勝ち切れなかったとはいえ、尺野ヘッドコーチも選手たちに一定の評価を下していた。