GAME1で粘りを見せた広島ドラゴンフライズが、その勢いをGAME2に飛び火させた。第1クォーターこそリードを許したものの、第2クォーターから徐々にレバンガ北海道を追い詰めていった。

試合を組み立てる岡本飛竜選手。第3クォーターは完全に広島が主導権を握っていた。

<1Q>
 広島は岡本飛竜のスリーポイントシュートで先制し、グレゴリー・エチェニケもゴール下でシュートを決める。その後、ターンオーバーから失点を重ねるが、アイザイア・マーフィー、エチェニケが得点源となり18-19で第1クォーターを終了。

<2Q>
 第2クォーターもマーフィーやトーマス・ケネディのスリーポイントシュートで加点。しかし、北海道も一歩も譲らず34-34で前半を終了。

<3Q>
 広島は開始からマーフィーのジャンプシュートや、エチェニケもインサイドで得点し徐々にリードを広げる。さらに、田中成也のスリーポイントシュートも決まり、北海道の攻撃を10点に抑え、54-44で第3クォーターを終了。

<4Q>
 優位を保ったまま第4クォーターを迎えた広島だが、北海道のスリーポイントシュート、オフェンスリバウンドを抑えられず失点を重ねる。さらに多嶋朝飛にスリーポイントシュートを許し、一気に逆転を許してしまう。終盤にも立て続けにスリーポイントシュートを決められ、広島が痛恨の逆転負けを喫してしまった(62-74)。

 第3クォーターで完全に主導権を握った広島だが、第4クォーターは8-30とまさかの大失速。試合の締め方に課題を残した広島が、アウェーで悔いの残る連敗を喫してしまった。