◆趣向を変えて読者の皆さまの質問に回答

1982年6月22日生、東京都出身。180㎝・102kg/実際の試合だけではなく、マイクでもファンを魅了する内藤選手。

 プロレスの話が長くなってしまいましたが、今回はこのコラムもちょっと趣向を変えてやってみます。連載を読んでくださっている皆さまから多くの質問が届いているようなので、それにできる限り答えていきたいと思います。まず一つめの質問です。

Q カープに携われるとしたら、どんな仕事がいいですか?

 これはウグイス嬢ですね。女性ではないので、“嬢”ではないけど(笑)。ウグイスボーイ、球場アナウンスをやってみたいです。とにかく前提として、試合が見られる仕事がいいです。たとえばボールボーイとかは選手にも近くていいけど、あまり試合をじっくり見ることはできない気がするんですよ。売店スタッフだと完全に試合は見られないでしょうし、そう考えると全体を俯瞰しながら試合を見られる球場アナウンスがいいかなと。

 ここ数年、プロレスの試合でもマイクを持つことが増えて、大勢のお客さまの前でしゃべるのはすごく気持ちがいいし、しゃべることってすごく楽しいなって思うようになりました。もちろん球場アナウンスも大変な仕事でしょうし、選手名とかを絶対に間違えることはできないし、噛まないようにも気をつけないといけない。

 でも、仮にやることになれば、スタメン発表のときにプロレスラーみたいにニックネームを付けて選手名を読み上げたり、そのときの感情で余計なひと言を付け加えてもおもしろいかもしれないですね(笑)。

 あと、経験してみたい仕事で言えば、グラウンド整備もやってみたいです。マツダスタジアムに試合を見に行ったとき、毎回グラウンドがきれいになっていく様子がすごく好きで、見ていて気持ちがいいですよね。

 あれを見ていたら、一度はやってみたいし、一回でいいからやらせてくれないかなって。少年野球のときに“トンボ”をかけたりはしていましたけど、昔は適当でしたよね(笑)。プロ野球のグラウンド整備となれば、もちろんきっちりとやらせていただきますよ。では、次の質問です。