◆永川の母校はセンバツに出場する、あの高校

― そんな永川投手に声援を送ろうと横断幕がスタンドに用意されたり、三次から大勢の応援団が駆けつけたりと賑やかになっています。

「うれしいことですし、恥をかかせないように頑張るつもりです」

― 地元の話になったので、最後に三次時代の永川少年の夏休みの思い出を聞かせて下さい。

「小学生の時は地元の(三次)野球クラブで野球ばかりやっていました。僕は3年生で始めて5年生の時、梵(英心)が入ってきたんですが、覚えていないんです(笑)。海に行ったこともないし、河川敷の練習場で野球をしたことしか思い出せませんね。中学も地元ですがバスケをやっていたので、夏休みも外にいるより結構家にいた記憶もあります。高校は大朝(北広島町)にある広島新庄高校で、あそこはホント勉強に熱心な学校でしたからね。野球をちょろちょろやりながら勉強もしていました。スポーツと勉強と寮生活で結構普通の夏休みでした。ただ食事だけはしっかり摂っていましたね。うちは父親も弟も背が高いのですが、おかずよりはご飯が好きだったのでたくさん食べた記憶があります。もし、この記事を読んでいて大きくなりたい人がいたら、しっかり栄養のあるものを摂取して規則正しい生活をすることをお勧めします」