◆2017年「中﨑の一時離脱を救った今村の快投」
<勝利の方程式=一岡竜司-ジャクソン-今村猛>

 前年は右前腕部の違和感で一時離脱した一岡だが、この年はキャリアハイの59試合に登板。防御率1.85という突出した数字で19ホールドを記録した。後を継いだジャクソンも60試合登板とフル稼働し、恒例の“ジャクソンスマイル”を振りまきながら30ホールドをマーク。

 抑えの中﨑が腰痛症のため一時的にセットアッパーに配置転換(最終的には抑えに返り咲き、2年連続での胴上げ投手に)されたものの、代わりに守護神を務めた今村が23セーブをあげる活躍を見せリーグ連覇を成し遂げた。この年も逆転勝利が41試合を数えるなど、リリーフ陣の安定感が際立つシーズンとなった。