サンフレッチェ広島の歴史を語る上で欠かせないのが森﨑ツインズだ。共に主力選手としてサンフレッチ一筋の現役生活を送り、数多くの記憶に残るシーンを演出。クラブ初のJ2降格を味わった直後の、両者の声をお届けする。
〈広島アスリートマガジン2003年4月号掲載〉

兄・森﨑和幸、弟・森﨑浩司は二卵性双生児として広島で誕生。共にサンフレッチェユースからサンフレッチェ広島に入団し、チームの主力として活躍した。

いよいよ03年シーズンの開幕まであとわずかですが、状態はどうですか?
カズ 今でも開幕を迎えられる状態なので早く来てほしいです。
浩司 今週開幕でもいいくらいです。

徐々に森﨑兄弟として全国的にも浸透していると思うんですけども、ファンの人から間違えられる回数は減りました?
カズ たぶん分かってないですね、関東の方の人たちは…(笑)。いつも広島で応援してくれている人は分かってくれていると思うんですけど…。まぁ、僕らからしてみれば全然似てないんですけどね…。
浩司 昔よりは減りましたね。前はサインとか間違えて渡されたりとか多かったですけど、最近はけっこうなくなってきてうれしい限りです(笑)。

現在チームのレプリカユニホーム、一番売れているのが浩司選手、2位がカズ選手と聞いています。
カズ 僕の買ってください、8番(笑)。一応、僕が兄貴なんで…、顔を立てるように買ってください(笑)
浩司 サッカーで勝てないと意味がないんで、まずはサッカーで勝てるようにがんばりたいです。