◆プロ3年目に自身初の規定打席に到達

 プロ3年目となる2004年の開幕戦では『8番・キャッチャー』でスタメン起用され、この年は初めて規定打席に到達。打率.288を記録することができました。

 またこの頃は、エースへ駆け上がろうとしていた黒田(博樹)さんとバッテリーを組み始めた頃だったので、試合が終わってからロッカールームで反省会をしたり、一緒に食事に行き、意見を交わさせていただくことも多々ありました。こうして黒田さんと話した時間は、僕にとって宝物のような時間でしたし、いただいた数々のアドバイスは、当然ながら財産になっていきました。

 結果的に2004年、僕はプロ入り最多となる135試合に出場することができました。出場した試合数を見ればプロ入りから順調に進んでいる3年間でしたが、翌2005年以降は、良き先輩とのポジション争いが待っていました。