新型コロナウイルスの影響で3月24日のシーホース三河戦以降、試合から遠ざかっていた広島ドラゴンフライズが4月10日より公式戦を再開。ただ練習再開(4月2日)から日も浅く、広島は序盤から苦しい戦いを強いられることとなった。

連続スリーポイントシュートを決めるなど、爪痕を残した森山修斗選手。

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 開始から京都の寺嶋にスリーポイントシュートを許すなど、広島は序盤から劣勢を強いられる。グレゴリー・エチェニケのゴール下や、アイザイア・マーフィーがレイアップシュートを決めるが、ターンオーバーからの失点や、京都の速い攻撃展開を止められず13-21で第1クォーターを終了。

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 第2クォーターに入ってもターンオーバーから京都に得点を許し、波に乗れないまま27-52の大差で前半を終了。

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 後半に入っても広島は攻守の切り替えの遅さを突かれ、速い攻撃展開から京都に得点を許す。中でも攻撃が上手く機能せず、このクォーターで奪った得点は9点のみ。36-72で第3クォーターを終了。

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 広島の森山修斗が連続スリーポイントシュートを決めるなどチームを勢いづけるが、点差を縮めることはできず重たい展開が続く。攻守ともに嚙み合わない場面も多く、最後まで京都の勢いを止められなかった広島が59-99で敗退した。

 昨年11月の京都戦は広島がアウェーながら94対76で快勝を収めたが、この日は一転して40点差をつけられての完敗。コロナ禍の影響があったとはいえ、広島が厳しい現実を突きつけられることとなった。