◆時には遊び心も必要

 とはいえ、まだ僅差の試合がほとんどです。後ろの投手陣を休ませながら起用できてはいるのですが、3連投を避けていても勝ちパターンに入っているルーキーたちは4〜5月あたりで少しずつ疲れが出てくると思います。

 となれば野手陣がバットで頑張って、少しでも多く休ませてあげられる試合をつくってあげられるかが重要になってくるでしょうね。3タテというのはなかなか難しいですが、カード3戦目の戦い方が今後の課題になってくるでしょう。

 たまには野手もレギュラー陣を休養させる意味で、若手にチャンスを与える試合をつくってみても良いかもしれません。大盛穂や羽月隆太郎、矢野雅哉、石原貴規など、活きの良い選手がいっぱいいますからね。機動力でかきまわすこともできるでしょう。

  連敗をしているときはこういった思い切った起用はできないですけど、カードの頭で大瀬良と森下が素晴らしい投球を見せてくれているので、遊び心も持ち合わせて戦っていってほしいですね。文字通り全員野球でやっていけば、良い結果をもたらしてくれるはずです。

 一軍に遅れて上がってきて、ものすごい気合の入りようを見せている安部友裕のように、いろいろな選手がアピールを続けて、チームのレベルをどんどん上げていってもらいたいですね。