5月1日、2日に予定されていた広島ドラゴンフライズVS信州ブレイブウォリアーズ戦(長野・ホワイトリング)の中止が発表された。

信州の選手、スタッフの行動制限と健康観察は4月30日までだが、チェアマン決定により広島VS信州戦の中止が決定した。

 これは京都ハンナリーズの所属選手が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことに伴い、信州ブレイブウォリアーズ所属選手、チームスタッフのうち、4月14日の遠征帯同した全選手、スタッフが保健所により濃厚接触者と判断され、その後選手2名がPCR検査により陽性判定を受けたため。

 5月1日、2日の信州戦については、信州の選手、スタッフが試合エントリー要件を充足する見込みではあるものの、陽性発生事象から濃厚接触者の発生状況と保健所の指示による行動制限の期間に鑑み、「Bリーグ規約第55条第2項第1号」に基づくチェアマン決定により試合中止が決定した。

 これは京都所属の選手3名、およびチームスタッフ1名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことに伴い、京都のその他選手が保健所の指示による行動制限が課されたため。これにより、4月21日の京都戦は『B1・B2リーグ戦試合実施要項 第6条第3項第3号』に規定するエントリー要件を充足せず、『Bリーグ規約第55条第2項第3号』により試合中止となった。

 当該2試合の中止については、Bリーグの定める代替試合の開催方針に基づき実施調整が行われたが、代替試合可能日がないため消滅することも併せて発表された。