菊池涼介ら一部の選手を除き、カープ打撃陣の不振が続いている。なかでもクリーンアップの不調が目立ち、5年連続で3割をマークしている鈴木誠也の打率が、5月に入り2割台に下降。安打製造機の西川龍馬も、5月12日現在で打率.248と低調だ。

カープの球団ワーストは、2011年6月3日の6回裏まで続いた50イニング連続無得点。

 チーム打率はリーグ3位をキープしているものの、打線のつながりが悪く得点(107)は中日と並んでリーグ最下位。それを示すように4月10日〜15日には31イニング連続無得点を記録、現在も20イニング連続で無得点を計上中だ。

 4月の無失点は菊池の先頭打者ホームラン(通算100号)で途切れたが、翌17日の中日戦で再び完封負けを喫するなど歯車が噛み合っていない。本日の降雨を恵みの雨とし、心機一転、明日からのDeNA戦(マツダスタジアム)に臨みたいところだ。