4月15日の練習中に異常を訴え、先発予定だった翌日の中日戦を回避。広島市内の病院で検査を受け、右腓腹筋挫傷と診断されていた大瀬良大地が一軍のマウンドに帰ってくる。

3年連続開幕投手の大瀬良大地投手が、5月18日の巨人戦(東京ドーム)で復帰登板を果たす。

 負傷箇所の回復具合に問題はなく、5月11日にはウエスタン・リーグの中日戦(由宇練習場)で実戦復帰。開幕から3戦2勝、防御率0.89と抜群の安定感を見せていたエースが、菊池涼介、小園海斗らが離脱した打撃陣をカバーする。

「数年前から投手陣を引っ張っていける存在になりたいと思い過ごしていたので、キャプテンの打診を受けたからといって心境面で大きく変わったところはありません。ただ、これまで以上に、選手同士でしっかりとコミュニケーションをとろうという気持ちは強くなりました」

 今季から投手キャプテンに就任するなど、グラウンド内外でチームを牽引する存在となった大瀬良。打撃陣の入れ替えで大きなハンデを負うことになるが、強い決意のもと本日の巨人戦のマウンドに足を踏み入れる。