─チーム残留後、昨年11月のプレミア12では侍ジャパンの一員として世界一を経験されました。會澤選手にとって、この大会はどんな期間でしたか?

 「本当に中身の濃い1カ月というか、僕の野球人生において、ものすごくプラスになった期間、大会だったと思います」

─V奪回に向けて會澤選手はチームに欠かせない存在です。チームリーダーとして、今季優勝を目指す上で大事にしたいと考えていることを聞かせてください。

 「選手会長になった広輔も言っていましたけど、まずは『自己犠牲』ということが大事になってくると思っています。あとは凡事徹底という言葉がありますが、〝やれることをしっかりやること〟ですね。やはり、やれない事はできないですから。そういう気持ちを持つ中で、野手陣だったら1点でも多く、投手陣だったら1点でも少なく。それをシーズン中にどう思えるかですよね。その積み重ねがシーズン最後の最後のところで結果として出てくると思います。とにかく目の前の1試合1試合を必死にプレーしていくことが大事だと思います」