1982年6月22日生、東京都出身。180㎝・102kg/写真は2016年4月10日、『NEW JAPAN CUP』覇者の内藤選手がオカダ・カズチカ選手を破りIWGPヘビー級王座を初戴冠したときのワンショット。

◆2015年からカープ関連の仕事が急増

 でも、そのあと長い間、カープ関連の仕事はなくて、2015年にメキシコからロス・インゴベルナブレスを持ち帰って来たあとに、広島まで大会のプロモーションに行ったんですけど、そのあたりからカープ絡みの仕事が増えていきました。

 2015年のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン結成と共にレスラーとして一気に上昇し、同時にカープ関連の仕事も増えていきました。それはやっぱり本業のプロレスでIWGPヘビー級のベルトを取ったり、結果を残すようになったからだと思うんですよね。

 デビューから数年間はあまりプロレスで結果も残せず、新日本プロレスの選手と言っても“えっ、誰?”みたいな感じで、「カープが好きなプロレスラーがいるんだな」っていうぐらいの認識だったと思うんですよ。でも、プロレスで結果を残していくことで注目度も上がって、ありがたいことにいろいろなところで取り上げてもらうことも増えて、その結果、カープ関連の仕事もいただくようになったんだと思います。

 26年前にカープファンになったときは、自分がプロレスラーになることもそうだし、こんなにカープと関わるようになるとは想像もしていなかったです。本当に贅沢だなと思いますよ。

 さっきも言ったように、2015年以降のプロレスラーとしての上昇とともにカープも上昇していきました。オレがカープを引っ張っているのか、カープにオレが引っ張られているのか……まあ、どちらでもないと思いますけど(笑)、オレは生涯ロス・インゴベルナブレスであり、生涯カープファンであることを、ここで宣言しておきますよ。

 では、今回はこのあたりで失礼させていただきます。次の連載まで、トランキーロ……あっせんなよ!