月間MVP級のペースで安打、打点を量産している林晃汰選手。

◆好きだった3選手がFAでカープから移籍……

 交流戦明けのDeNAとの試合では、さらに自信をつけた若手選手たちが活躍しましたね。特に林晃汰選手は一気に開花した感じがします。6月19日の試合では4安打4打点、左中間へのホームランはあらためて才能を感じさせる一発でした。思い切りの良いスイングは見ていて気持ちがいいし、打席に立つたびにワクワクさせてくれる選手になりました。

 あと、五輪の日本代表選手にカープから5選手が選出(會澤翼は故障により辞退)されました。ルーキーながら選ばれた栗林投手は、疲労なども心配ではありますが、選ばれた以上は金メダル獲得のために貢献してほしいです。

 新日本プロレスも五輪期間中の7月25日に東京ドーム大会が決まりました。オレのカードは決まっていませんが、五輪の“真裏”で開催される今年3回目の東京ドーム大会も、楽しみにしていてください。

 さて、前回は1995年からスタートしたオレのカープファン歴を振り返りましたが、今回もその続きです。中学1年のときにファンになり、最初に好きになった選手は江藤智さんでした。江藤さんがFAで巨人に行ったあとは金本知憲さん、金本さんがFAで阪神に行ったあとは新井貴浩さんと、基本的に長距離バッターが好きでした。

 学生のときのオレは今みたいにヒザも悪くなくて、足の速さにも自信があったんですけど、カラダは細くてパワーとかはなかったんです。だから、自分にないものを持っているという部分で、ホームランバッターだったり、パワーのある打者への憧れが強かったのかもしれないですね。

 ただ、好きになった選手を見てもらえばわかる通り、3人ともFAでカープから移籍していったんですよね……。ちょっと言葉は悪いですけど、3連発で裏切られてしまったわけで(苦笑)。これだけ自分の応援している選手がカープから出て行ったら、人間不信みたいになりますよね(笑)。