マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!

※毎月第2、第4土曜日掲載。

7.11札幌大会でタイチ&ザック・セイバーJr.組が持つIWGPタッグ王座に挑戦する内藤哲也&SANADA組。

◆カープから選ばれた選手だけ活躍してほしい(笑)

 広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、2週間ぶりの内藤哲也です。

 カープは交流戦以降も、なかなかチーム状態が上向かないですね。正直、交流戦が終わった直後は、「交流戦が最下位でリーグ優勝したチームはないし、狙うのはそれしかない!」とか思っていたんですけど、実際は……。

 そんななか前向きなことを見つけるならば鈴木誠也選手の調子が上向きになってきたことと、林晃汰選手のバッティングが相変わらず素晴らしいということですかね。林選手はすっかり一軍に慣れてきたように見えますし、残りのシーズンも本当に楽しみです。

 東京五輪も近づいてきましたが、野球の日本代表や、オールスターゲームには正直、昔からあまり興味がないんですよね。もちろんカープの選手が選ばれていたら応援はしますけど、普段は敵である選手を応援することができないというか(苦笑)。カープから選ばれた選手だけ活躍してほしいと思ってしまうんです。

 だから仮にオレが監督推薦のような感じでオールスターのメンバーを選ぶとしても、基本的にカープの選手しか選ばないですね(笑)。というわけで今回は、自分なりに今年のオールスターに“カープから誰を選ぶか”を考えてみたいと思います。

 まず先発投手は、大道温貴投手です。先発に転向してからも良いピッチングが多いですし、なによりストレートでグイグイと押していく投球スタイルが見ていて気持ちいい。パ・リーグのバッターを相手にしたときに、どうなるかを見てみたいです。

 中継ぎはコルニエル投手です。これも大道投手と同じ理由で、160キロ近いストレートでソフトバンクの柳田悠岐選手、オリックスの吉田正尚選手とかと対戦するシーンが見たいですね。

 抑えは栗林良史投手。これは迷うことなく選ぶことができますね。カープびいきではない、他球団のファンの人も、この選出に異論はないでしょう。栗林投手のことをもっと広く知ってもらうためにも、オールスターとか注目を浴びる場で投げてほしいと思います。