マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!

※毎月第2、第4土曜日掲載。

7.11真駒内大会でタイチ&ザック・セイバーJr.組を破り、約11年ぶりにIWGPタッグ王座を獲得した内藤哲也選手。右はパートナーのSANADA選手。

◆7年ぶりに“西武ドーム”大会が復活

 広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、2週間ぶりの内藤哲也です。

 いまプロ野球は、東京五輪が開催中ということで中断期間に入っています。カープは前半戦を5位で終えましたが、離脱者も多くて苦しい状況が続いたなか、終盤はチーム状態も上向きになっていたと思います。

 ようやく投打が噛み合ったような感じで、打つ方では若い選手は相変わらず頑張っていますし、加えて鈴木誠也選手に当たりが戻ってきたのは大きいですね。先発投手が安定していればやっぱり優位に試合を進められるし、あとは何といっても抑えの栗林良吏投手の安定感ですよ。

今年このコラムで何度、栗林投手のことを書いてきたか(笑)。オールスターゲームや五輪の日本代表にも選ばれましたが、ケガなどをしないように、無事チームに戻って来てほしいです。

 そういえば今年のオールスターゲームの第1戦が開催されたメットライフドームでは、新日本プロレスも9月4日&5日に2連戦を開催します。新日本としては2014年8月以来、7年ぶりの“西武ドーム”大会となるわけですが、屋根がつく前の“西武球場”には小さい頃によく行っていました。

 内藤家のお墓が西武球場の裏にあって、お墓参りの際に野球を見に行ったり、父親が一時、子どもの頃に所沢に住んでいたことがあって、所沢の友だちに会いに行くついでに西武球場に行ったりしていました。球場周辺にもよく行っていて、けっこう思い出があったので、7年前に大会を開催すると聞いたときはうれしかったし、懐かしい感じでしたね。