10月3日の名古屋戦で再現不可能なスーパーゴールを生み出した浅野雄也。独占インタビューのラストは、広島の11番に相応しいストライカーを目指し躍動を続ける浅野の内面に迫った。(全4回のうち4回目・取材は11月中旬)

明るく元気なキャラクターがファンから愛される浅野雄也。

ーオフの日の過ごし方や趣味などについて教えてください。

「1日中家にいるのは苦手なので、外で遊んでリフレッシュすることが多いです。これまで無趣味だったのですが、広島に来てから釣りが趣味になりました。清水選手や今津選手とかと、五日市から船釣りに行きます。鯛、ハマチ、サワラ、ウマヅラハギなどいろいろ釣りますよ。地元の三重県も釣りをするのにいい場所だと思うんですけど、船酔いをするので太平洋はちょっとキツイ。波が穏やかな瀬戸内海なら、僕でもギリギリ大丈夫です。普段から料理をしますが、魚の処理は難しいので、お店に持って行ってお願いしたりしています」

ー料理をされるとのことですが、どんなものを作りますか?

「一人暮らしなのでいろいろな料理にチャレンジしています。アヒージョとか洋風な料理も作りますし、材料を入れてスイッチを押すだけで料理ができる圧力鍋みたいな調理器具があるので、カレーもよく作ります。これまではわりと好きな物を気にせずに食べる暮らしをしていましたが、最近は体のことを考えて、野菜を食べるようにするなど、食生活に気を付けるようになりました」

ー広島に来てもうすぐ2年が経ちます。広島の好きなところを教えてください。

「広島はめっちゃ好きです。街の雰囲気がいいし、歴史を感じられるし、都会だけど海や山がすぐ近くにあって気軽に遊びに行けるので。フォレストアドベンチャーが好きで2年続けて行っているのですが、自然の中で何かしらの体験ができるのが好きなんです。今、釣り以外にも趣味を見つけたいと思っているのですが、どんな趣味がモテるかなと思ってみたり(笑)よくゴルフに誘われますが、難しいのを知っていますし、自分の思い通りにいかないとストレスが溜まるので断っています(苦笑)。自然豊かな広島で暮らしているので、ほかにも趣味を見つけたいと思っています」

ーポジティブなイメージがありますが、自分的にはどんな性格ですか?

「しょうもない性格ですが……明るく素直な、人思いで良い子ってことでお願いします(笑)。ポジティブなのは母親ゆずりです。大家族出身なのか一人でいると寂しくて……。コロナ禍でずっと自宅にいないといけないときはキツかったですね(苦笑)」

《プロフィール》
浅野 雄也 1997年4月25日生 三重県出身/MF
■ クラブキャリア
2019:水戸ホーリーホック/34試合・4得点
2020:サンフレッチェ広島/32試合・5得点
2021:サンフレッチェ広島/37試合・6得点
※記録はリーグ戦のみ。