球春到来ーーーーーーーーーー。

 2月1日、カープの2022年シーズンが始動した。3月25日のペナントレース開幕に向けて、一軍を目指す選手たちのポジション争いが本格的にスタートした。

 今年は2年ぶりに、宮崎・日南市で一軍春季キャンプがスタート。日南市は〝日南キャンプ60周年〟セレモニーで歓迎。昨シーズンの優秀選手として、九里亜蓮・栗林良吏・菊池涼介ら3選手に名産品が贈られるなど、和やかな雰囲気のなか初日の練習が始まった。

 2年ぶりに有観客での開催となった今年の一軍キャンプには、若手のホープが数多く参加。ドラフト1位の黒原拓未をはじめ、2位の森翔平、3位の中村健人、5位の松本竜也、6位の末包昇大の5人のルーキーが一軍スタートになったほか、育成野手の持丸泰輝、二俣翔一、期待の2年目右腕・小林樹斗も一軍メンバーに抜擢された。

 注目の即戦力左腕・黒原は初日からブルペン入り。同じ「24番」を背負ったカープOBの大野豊氏が見守るなか、力強い投球を披露した。野手陣では、同じく新人の中村健と末包が持ち味の打撃をアピールし、首脳陣の視線を集めた。

 広島アスリートマガジンWEBでは、撮り下ろしのキャンプ写真を編集部が厳選し、「日南キャンプレポート」を公開。今回は、キャンプイン初日、2月1日の選手たちの様子をお届けする。

◆即戦力左腕が『24』のユニホーム姿で初投げ

佐々岡真司監督をはじめ、コーチ陣、OBが見守るなか、ブルペンで34球を投じたドラフト1位・黒原。

◆初日の声出しは副会長を務める堂林翔太

初日の声出しを担当した堂林。昨季のリベンジを果たすシーズンとなるか。
森下暢仁・栗林良吏の新人王コンビがキャッチボール。

◆期待の若鯉、再起を賭けるベテラン

ケガからの復活を目指す中﨑は、3年ぶりに一軍キャンプメンバーに名を連ねた。
キャッチャーを座らせて30球を投じた、ドラフト2位の森。
初の一軍キャンプメンバーとなった高卒2年目の小林樹斗も、初日からブルペン入り。
今季、阪神から投手コーチとして復帰した高橋建コーチ。