<日南キャンプレポート(2月6日)>

 第2クール2日目の2月6日は、球団独自の判断で新型コロナ陽性者の濃厚接触者として個別練習を行なっていた野間峻祥、上本崇司、大盛穂の3選手が全体練習に合流。早出特守、ノック、フリー打撃などで汗を流した。

 今季の野手キャプテンに任命された野間は、野手陣の円陣で声出しを担うなど、チームの盛り上げ役も担った。野間と大盛が復帰したことで、一軍外野手争いは激化。一軍生き残りをかけて競争に拍車がかかる。

 投手陣では、開幕投手の座を狙う、投手キャプテンの九里亜蓮が、変化球を交えながら108球を投げ込み順調な仕上がりをアピールした。セットアッパー候補の塹江敦哉もこの日は、會澤翼を相手に104球の投げ込み。3年連続の50試合登板を目指し、開幕を見据えて調整を続けていく。

 広島アスリートマガジンWEBでは、撮り下ろしのキャンプ写真を編集部が厳選し「日南キャンプレポート」を公開。2月6日の選手たちの様子を写真と共にお届けする。

◆昨季の最多勝・九里が、初の開幕投手に向けアピール

今季から投手キャプテンを担う九里。自身初の開幕投手を虎視眈々と狙っていく。

◆リリーフ陣も連日熱投。中﨑、塹江らがブルペン入り

気温の低い日が続くも、気合いの“半袖”姿で連日ブルペン入りする中﨑翔太。
今季もリリーフ陣の一角として、期待がかかる塹江敦哉。
昨季は54試合に登板し、17ホールドをマークした森浦大輔。
気迫あふれる投球が持ち味の大道温貴。2年目の今季はシーズンを通して一軍で活躍したい。