J SPORTSと広島アスリートマガジンの共同企画。今回、注目したのは、カープ選手の「好きなもの」。
1回目の野村祐輔投手に続く2回目のゲストは塹江敦哉投手。塹江投手の好きなものは意外にも!?コーヒー。そこで、塹江投手が開拓しつつあるコーヒーの世界に足を踏み入れてみました。
「コーヒーにハマったきっかけ」「オススメのコーヒーの飲み方」など、塹江投手的コーヒーの魅力に迫ります。
※2022年1月19日に『J SPORTS『カープ“愛”倶楽部』で公開
取材・文/真田一平 取材協力/J SPORTS
◆外出自粛がきっかけで知ったコーヒーの新たな魅力
ー実は塹江投手がコーヒーにハマっていることを初めて知りました。
塹江:本格的にコーヒーに興味を持ち始めたのは2021年からなんです。
ーえっ!そうなんですね!?
塹江:もともと『スターバックス(以下スタバ)』に行くのが好きでよく行っていました。ただ、昨年コロナの影響で外出ができず、なかなかスタバに行くことができなくなりまして。もちろん春季キャンプ中も外出禁止。そこで野球以外の楽しみをつくろうと、部屋でコーヒーを豆から挽いて淹れるようになりました。
ー豆から挽いておられたんですね!?
塹江:春季キャンプ中は、手動で豆を挽くコーヒーミルを使っていました。
ー春季キャンプ中は、どんなタイミングでコーヒータイムを?
塹江:朝起きて食堂でご飯を食べて、部屋に帰って来てから、豆を挽いてコーヒーを淹れていました。コーヒーを楽しみながら、ゆっくり練習の準備をするというルーティンで過ごしていました。
ー良いですねぇ。気持ちにゆとりが生まれますよね。
塹江:練習が終わったあとも、部屋に帰ってお風呂に入り、食事をしたあとに、またコーヒーを淹れてゆっくり過ごすようにしていました。
ー私もコーヒーが大好きなのですが、豆から挽く作業に時間を割けなくなって、いつの間にか粉タイプに……。
塹江:僕もそうですよ(苦笑)。最近はもっぱら粉タイプのコーヒーです(笑)。
ーちなみに豆を挽いている時間、何か考えたりするタイプですか?
塹江:春季キャンプ中は、朝起きてすぐに豆を挽いていたので、〝ガリガリガリ〟という音を聞きながら、少しずつ目を覚ましていました。
ー頭の中は“無の状態”というわけですね?
塹江:そうですね。
ーでは夕食後にコーヒーを挽く時は?
塹江:夜は「あぁ早くコーヒー飲みたいな」と思いながら挽いていました(笑)。
ー分かります(笑)。飲みたい気持ちが勝りますよね。
塹江:あとは香りですね。挽きたては香りが強いので、香りを楽しんでいました。
ーちなみに塹江投手の好きなコーヒーの種類は?
塹江:ここまでコーヒーの話をしてきて少し恥ずかしいのですが(苦笑)、実はカフェラテが好きなんです。なのでコーヒーもブラックより薄めのアメリカーノが好きです。
ー焙煎度合いでいくと?
塹江:浅煎りでも深煎りでも何でも好きですね。
ーいずれにしろ、ブラックのまま飲むことはあまりない感じですか?
塹江:そうですね。洋菓子も好きなので、甘いものと一緒に飲む時は、ブラックにミルクを足して飲むことが多いです。
ー塹江投手が思うコーヒーの魅力を教えてください。
塹江:(少し悩んで)まずクセになりますよね。知れば知るほど、もっと自分にピッタリなコーヒーがないかなとか、もっと好きな豆と出会えないかなと探すことが増えました。いろんな種類があるので、始めやすい趣味でもあると思います。
ー塹江流のコーヒー入門編があれば教えてください。
塹江:深煎りから始めると苦いと思うので、最初のオススメは浅煎り。僕なら『浅煎りラテ』を入門編に推薦したいですね。
ーこの記事をきっかけに〝コーヒーを飲んでみようかな〟と思われた方はぜひ『浅煎りラテ』を! ではズバリ聞いてみます。塹江投手にとってコーヒーとは?
塹江:気持ちをリラックスさせてくれるスイッチですね。振り返ってみても、昨年コーヒーを飲まなかった日はないですし、コーヒータイムが昨シーズンの一番の楽しみだったかもしれません。
◆J SPORTSのカープ応援サイト『カープ“愛”倶楽部』でインタビュー全文を公開中。
塹江敦哉 ●ほりえあつや
1997年2月21日生。香川県出身。高松北高から2014年ドラフト3位でカープに入団。6年目の2020年にチーム2位の52試合に登板。プロ初勝利を挙げるなど、ブルペンを支える存在として躍動した。2021年も2年連続で50試合以上に登板。今季は、シーズンを通してセットアッパーとしての活躍に期待がかかる。