◆魅せ方から体力の調整を学んだ

ー体力づくりという面では、どのように気を付けていらっしゃいますか?

中村:体型の管理がすごく大事だと思っていて、でも体重を落としてしまうと体力がなくなってしまうので、しっかりご飯を食べようというのは気を付けています。特に公演前はちゃんと食べるよう心掛けています。

瀧野:リハーサルやレッスンを全力でやって体力をつけるようにしています。あとは歩くのが好きなので、1時間とか歩いて帰ったりしています。

ーグループとして活動する中で、体力がついてきた感覚はありますか?

中村:長い目で見たら体力がついてきた感じはあるんですけど、コロナの影響でステージが減って久しぶりにライブに出たときに体力が落ちていたことを実感しました。

 

石田:初期と比べるとついたなと思います。足し算引き算を学んだというか。伝えるためにここは引くとかここは全力でとか、魅せ方を考えるようになって体力の調整を学べたと思います。

◆何かを背負うのはすごいし、応援の力もすごいと思う

ー改めてお伺いしたいのですが、スポーツの経験はいかがでしょうか。

中村:私はクラシックバレエをやっていました。球技は苦手でしたが水泳は好きで、よく泳ぎに行ったりしていました。

瀧野:部活はずっと吹奏楽だったんですけど、小さい頃に家族でスキーに行っていて、シーズン中は毎週末ぐらい行っていました。

石田:私は水泳とダンスを習っていました。学校の授業では野球とかよりも、バスケやバレーやサッカーなど、走って食らいつく系は頑張って走っていました(笑)。

ーちなみにスポーツ選手の方々を見てどう感じられますか?

石田:見ていて純粋にすごい!と思っています。自分たちもアイドルという分野でプロとしてやっている身ではあるので、私がアスリートを見て思うのと同じように、すごい!って思ってもらったり、感動してもらえたりするように頑張ろうと思わせてもらえる存在です。

瀧野:例えば五輪で金メダルを取れるのは1人だけど、表彰台に立ってない人も人生をかけて頑張っているじゃないですか。人生をかけてもできないこともある中で、頑張ったことが報われたときはすごく嬉しいと思うんです。昨年の東京五輪を見たときに『自分って結構頑張っているつもりでもまだまだなんだな』と思って、自分ももっと頑張ろうと思えました。

中村:何かを背負ってやるってすごいなと思います。私は高校生のときに高校野球のチアをやったことがあって、応援の力ってすごいなって思っています。なので、アスリートの方達に『がんばれ!のエール』を届けたいと思います。

 

ー最後にファンの皆様に向けてメッセージをお願いします。

中村:新曲はトライアングルセンターというのが初めてで、これからいろんなところで披露していきますが、センターバージョンが3パターンあるので、その雰囲気の違いにも注目してほしいなと思います。

瀧野:結成5周年を迎えていろんな方たちに支えられてここまできました。これからもいろんな方に笑顔や勇気を与えられるグループでありたいと思うので、温かい目で見守っていただけたらと思います。

石田:今回の取材は3人で出させて頂いていますが、STU48は瀬戸内をはじめ、色々な都道府県出身の個性的で可愛い子がたくさんいます。みんなそれぞれ瀬戸内愛がすごく強いし、色々な土地でライブする機会もたくさんあるので、これを機に知っていただいた方も会いに来てくださったら嬉しいです。

STU48 5周年コンサート特設ページ
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