◆2013年・交流戦8位(24試合11勝13敗)【状態が安定せず連勝、連敗の乱高下】
交流戦初戦で4年ぶりに勝利を収め、続く2戦目も苦手のソフトバンクを退けるなど鬼門の交流戦で好スタートを切ったかに見えた。
ところが5月29日の日本ハム戦から投打の歯車が狂い、まさかの6連敗。先発陣の大黒柱・前田健太が調子を崩すと、6月5日には借金が10に膨れ上がり、リーグ最下位に一気に転落した。
また野手も開幕から好調だった丸佳浩、廣瀬純が勢いを失い、6月の月間チーム打率は.218とリーグワーストに沈んだ。とはいえ、交流戦終盤には5連勝を飾り、好不調の波が激しい中でも最後に盛り返して11勝13敗という成績を残してみせた。
7月下旬まで連勝、連敗を繰り返すなど狂った歯車が戻るまで約2カ月の時間を有したが、中盤戦までの粘りが16年ぶりのAクラス、球団史上初のクライマックス・シリーズ進出につながった。