8月1日、エディオンピースウイング広島で、Kリーグ1のFCソウル(韓国1部)からサンフレッチェ広島へ完全移籍が発表されたDF キム・ジュソンの加入会見が行われた。
会見場に現れたキムは、流暢な日本語で、「はじめまして。キムジュソンと言います。よろしくお願いします」と挨拶した。移籍の決め手について聞かれると、「広島からオファーが来た時に実際に会いに来てくださり、思いが伝わり良い印象を持った」と明かした。
先日行われた東アジアE-1サッカー選手権にも出場していたキム・ジュソンは、サンフレッチェからも参加した選手を見て、印象に残った選手にジャーメイン良を挙げ、「1試合に4ゴールを決め、ジャーメイン選手は攻撃の選手で、自分はDFということでマッチアップする機会も多く印象に残った」と語った。
今シーズンの意気込みを聞かれると、「広島という素晴らしいチームに来れたことを本当に光栄に思いますし、シーズン途中で入ったということで、チームが求めるもの、監督を求めるもの、そういったものを全て成し遂げて、少しでもチームの順位が良くなるように頑張りたいと思います」と力強く語った。
今回の補強について強化部長は、「キム・ジュソン選手も広島でプレーしたいという思いと、彼が自身のキャリアを真摯に考えられるパーソナリティも含めて、無事今日を迎えることができたと思っております。これからルヴァンカップ、天皇杯、Jリーグ、ACLと4つの大会があり、これから数多くの試合があるので、そのなかでセンターバックの層について以前から補強は必要だと考えておりました。 広島のDF陣はJリーグトップクラスということで、彼らに対してチャレンジする、彼らと一緒に勝負するという思いと、彼らと同じようなレベルでプレーできる選手はそんなに多くない中で、キムジュソン選手はその力があると判断し、オファーさせていただきました」と熱い期待を寄せた。
キム・ジュソンの背番号は『37』。すでに、メディカルチェックも済ませており、8月2日のトレーニングからチームに合流する予定だ。