◆先輩から学んだ無駄なケガをしないための心得

トレーニングコーチや先輩などからの指導やアドバイスや取り組む姿勢などを参考にしながら、
自分独自の方法を確立していき、日々過ごす中で当たり前の様に行う事が普通になっていきます。

僕はベイスターズ時代に、オリックスで活躍された小川博文さんと車に同乗して
試合開場等にご一緒する事が多かった時期があるのですが、
小川さんはとにかく何をするにしても気を使い何度も確認して行動するんです。

道を渡る時の左右確認なんて100メートル先に人影すら無くても
『昇吾大丈夫か?渡ってええか?』って聞いて来ますw

で、小川さん自身がその方向を目視で確認してから、足元が大丈夫かを見てからもう一回『昇吾大丈夫か?』ってw

最初は僕を笑かそうとワザとボケをかましてるのかなと思いましたが、
長年プロとして生きて来た小川さんの無駄なケガをしない為の心得だと知る事になります。

足の指を机やタンスの角にぶつけたらめっちゃ痛いですよね?
ああいうのもケガにつながりかねない!
投手なら利き腕で重たい物を持たないとか、
利き腕を下にして寝ない等、ケガにまつわる不安分子を極力無くす。

なので僕は今も、夏でも長ズボンで移動しますしサンダルも履きません。
家でも冷やさない様に長ズボンで生活。

サンダルや半ズボンを履いて生活したいんですけどねw

それでもケガする時はあるんですが、
プロ野球選手として生きていくなら当然の事。

って考えると金本さんや谷繁さんとかバケモノでしょ?w

全ての選手がケガなく満足出来るシーズンにして欲しいと願い、今回はこの辺で!

ほな、また!

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◆ライター 
木村昇吾(きむら しょうご)
1980年4月16日、大阪府生まれ。尽誠学園高で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなど活躍。2002年ドラフト11位で横浜に入団。2007年オフに広島にトレードで加入すると、一軍に欠かせないユーティリティープレイヤーとして活躍した。2015年オフに西武にテスト生で入団。2017年にクリケットに転身すると、2018年にはクリケット男子日本代表強化選手団に選出された。クリケット界の世界最高峰であるインディアン・プレミアリーグ(IPL)での活躍を目指し、現在も競技を続けている。

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