カープが大好きな役者・我善導がナビゲーターを務めるカープTシャツコレクション。カープファンの心を魅了し続けるTシャツを、役者生活20年目を迎えた我善導が語り尽くす。懐かしのTシャツから最新Tシャツまで、たくさんのTシャツがありますが、どれが紹介されるかはナビゲーターの気分次第。果たして、あなたのお気に入りの1枚は取り上げられるのか!? カープTシャツの魅力を新たな視点で切り取った連載。さぁ95回目の幕開けです！
◆カープTシャツコレクション～今週の一枚～◆
今週もよろしくお願いします。カープ大好き役者・我善導です。
先日、現役ドラフトでカープに来ることになった戸根投手の記者会見が開かれましたね。すごくやる気に満ち溢れていて活躍が楽しみです。強気なピッチングを期待します！そしていつか出るであろう「移籍後初○○Tシャツ」が楽しみですよね。
戸根投手の記者会見で気になったのはカープの印象を聞かれたときのコメント。足を使った機動力野球がいやだったと言われていました。
今年のカープはとにかく盗塁数が少なかった。12球団最小の26盗塁。1952年と1966年の44盗塁を下回る球団ワーストの記録となってしまいました。足の速い選手はたくさんいるだけに、常に次の塁を狙うワクワクする野球がみたいです！その実現に向けて、この方がカギを握っているように思います！
◆今週の一枚〜95枚目〜◆
「赤松真人引退記念Tシャツ」
2004年にドラフト6位で阪神に入団した赤松選手。プロ1年目にはウエスタンリーグで首位打者、盗塁王、最多得点、最高出塁率の4冠を達成し、将来を嘱望されていましたが、2007年シーズンオフに、FA移籍で阪神に移籍した新井貴浩選手の人的補償でカープへと移籍します。
その後のカープでの活躍はみなさんご承知の通り。2010年のホームランキャッチは日本のみならずアメリカでも話題になりましたよね。“スパイダーマンキャッチ”と呼ばれたりもして、今回紹介するTシャツのデザインにもなっています。
しかし、カープが25年ぶりの優勝を果たした2016年のオフに胃癌が見つかり闘病生活に。リハビリを乗り越え、2018年に復活。一軍復帰は叶いませんでしたが、癌を克服して活躍する姿は沢山の人に勇気を与えてくれました。
僕の知り合いでも癌と闘う野球好きな方がいて「赤松選手が頑張ってるから俺も頑張るよ」と言われていたことを思い出します。
そんな赤松選手の魅力といえば、やはり「足」。代走のスペシャリストとしても活躍しました。そして来シーズンからは一軍の外野守備走塁コーチに就任されます。
赤松コーチの走塁、盗塁の全てを教え込んでガンガン走ってもらいたいですよね。そして赤松コーチのような走塁のスペシャリストを育成してほしいです。
楽しみにしてますよ赤松コーチ！！赤松さんのサヨナラ記念Tシャツは4枚目で紹介していますので、そちらもぜひ！
それではまた来週！来週はいよいよ年内ラストです！！
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我善導（われ・ぜんどう）
愛知県出身。2005年WAHAHA本舗に所属。役者として小劇場から商業演劇、ミュージカル、ドラマ、CM等ジャンルを問わずに活動中。【主な出演作品】舞台：「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー（トルネコ役）」、「ゾロ・ザ・ミュージカル」、「ロマンシング・サガ」他多数。ドラマ：「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう（レギュラー)」、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」、「半分青い」他多数。
【今後の出演情報】詳しくはワハハ本舗ホームページを！
[我善導公式Twitter] @warezendou
