東京ドームで行われた本日の巨人戦は2対3で敗北。開幕3連勝中の巨人の勢いを止めることができず、2連敗を喫した。

先発のK.ジョンソンは、初回に岡本和真のタイムリーで先制を許すも、3、4回は連続三者凡退と危なげない投球で好調巨人打線を抑え込んだ。しかし5回裏、1死から8番・炭谷銀仁朗に14球粘られてレフト前ヒットを許すと、1番・北村拓己をカウント2-2と追い込みながらも、センターオーバーの二塁打を浴び、勝ち越しを許した。この一打でリズムを崩したK.ジョンソンは、3連続四球などで押し出しでさらに1点を許し、この回でマウンドをおりた。

2番に安部友裕、菊池涼介を8番と打順を入れ替えて臨んだカープ打線だったが、巨人先発・戸郷翔征の前に6回まで2安打6三振。2回、會澤翼の内野ゴロの間に奪った1点に抑えこまれた。7回表に西川龍馬の特大アーチで1点差に詰め寄り、なおも2死一、二塁のチャンスをつくるも、8番・菊池涼介がサードゴロ。戸郷翔征をマウンドからおろしたものの、同点には追いつくことができなかった。菊池は開幕から17打席連続無安打。守備では欠かせない選手だけに復活が待たれる。

21日のサヨナラ負けの悪夢を払拭することはできなかったが、今日は中継ぎ陣が奮闘。6回以降に登板した今村猛、塹江敦哉、中﨑翔太がいずれも1イニングを無失点。3投手でわずか1安打に抑え巨人に流れを渡さなかったのは、リリーフが不安視されるカープにとって明るい材料となった。