今季、オープン戦のほとんどで4番を任されているのがプロ2年目の佐々木泰だ。2024年ドラフト1位で青山学院大から加入すると、思い切りの良いフルスイングで長距離砲として期待を集めた。2月には侍ジャパンのサポートメンバーにも選ばれ、壮行試合でプロ初本塁打もマーク。爆発が期待される若き4番候補の、プロ1年目のインタビューを再編集してお届けする。(『広島アスリートマガジン2025年6月号』掲載記事を再編集)

主軸候補として期待のかかる佐々木泰

◆ケガからのスタートになったプロ1年目。佐々木が掲げた打撃へのこだわりとは

ープロ1年目の2025年シーズンは、3月1日に倉敷で行われた楽天とのオープン戦で一軍昇格。しかし、3試合目となる3月5日に肉離れで離脱を余儀なくされました。

 「あのときは、『もう終わった』という思いでしたね。3試合目でしたが、自分の中で少しずつプロとして戦う自信がつき始めたくらいでのケガだったので、悔しかったです。開幕一軍を自分としても目標にしていたので『またリハビリか……』という思いでした」

ーリハビリ生活が続くなかで、モチベーションを保つのは大変だったと思います。

 「そうですね。焦ってもしょうがないと思いながらも、同期の野手たちが活躍している姿を見ると、焦る気持ちもありました。ただ、他球団を含め、同期の活躍は良い刺激にもなっているので、復帰してからしっかり活躍してやるぞという思いにもなれました」

ー佐々木選手は、プロ入り前から“長打力”を期待されていると思いますが、長打への意識を聞かせてください。

 「“ホームラン”というところに関しては、ずっとこだわりを持ってやってきました。ホームランにできる確率をもっと上げていくということは、大学の時から変わらず強く意識しています」

ー理想の打球は?

 「基本は、ホームランの打ち損じがヒットぐらいの感覚で打席に立っています」

ープロ入り後、打撃面で意識していることはありますか?

 「下半身で打つというのは、高校の時からですが、プロでもその感覚は大事にしています」

ー現在首脳陣からはどのようなアドバイスがあるのですか?

 「これからもいろいろとご指導いただくと思いますが、自分が打っている中で、『泰の良いところは、強く振ることだから、ここはなくすなよ』というアドバイスをいただきました」

ーフルスイングは佐々木選手のポリシーですか?

 「そうですね、フルスイングです。ただ、その中でもやはりコンタクト率は求められてくる部分だと思うので、フルスイングする中で“確率”も求めていきたいと思っています」

ーこれからどんな打者を目指していきますか?

 「チームが苦しい時に、1点がほしいときに、ホームランを打てる打者を目指したいです。チャンスに強い打者というところは自分が求めているところでもありますし、もちろんホームランで観客を沸かすことのできる打者になりたいという思いもあります」

■佐々木泰(ささき・たい)
2002年12月24日生まれ・岐阜県出身
右投右打/内野手
県岐阜商高ー青山学院大ー広島(2024年ドラフト1位)

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