広島経済大は1月24日、サンフレッチェ広島、ファジアーノ岡山でプレーした服部公太氏が、同大のサッカー部監督に就任したと発表した。

サンフレッチェ広島時代の服部公太(左)と佐藤寿人(右)

 服部氏は1996年に広島に加入。エディ・トムソン監督時代に見出され、主に左サイドとして活躍した。Jリーグ屈指のタフさを備え、2000年にはJ1史上初の“100試合連続フルタイム出場”を果たしたフィールドプレーヤーとなる。

 同時期に広島でストライカーとして活躍した佐藤寿人は、「公太さんはプロフェッショナルの鑑。試合中、声をかけなくても目を合わせるだけで意思の疎通ができて、決めた後に『いま、クロスを上げてほしい場所が見えていましたよね!』と公太さんに言うのが最高の瞬間でした」と語るなど、長年広島の左サイドで活躍してきた。

 2007年にはJ1・J2合わせて171試合に連続フル出場を達成。2012年、ファジアーノ岡山に完全移籍すると、同年オフに現役引退を表明した。

 2013年からはサンフレッチェ広島ユースコーチに就任。その後、ファジアーノ岡山U-18コーチ、監督などを経て、2023年より広島経済大監督に就任することが発表された。

【プロフィール】
服部公太(はっとり・こうた)

1977年11月22日生、千葉県出身、MF
渋谷教育学園幕張高ーサンフレッチェ広島ーファジアーノ岡山
Jリーグ通算553試合出場/23得点
2009年 フェアプレー賞
2013年 功労選手賞