2月に初開催された「薩摩おいどんカップ」など、2023年も動き始めている社会人野球。3月6日〜9日にかけて、『スポニチ創刊75周年記念 第77回JABA東京スポニチ大会』が開催される。

エイジェック硬式野球部

 今シーズン22選手を補強し、日本一を狙うエイジェックは、神宮球場での初戦で前回大会優勝の強豪・東芝と対戦する。

 エイジェックの先発は、期待のルーキー右腕・河北将太(東洋大)。オープン戦から好投を見せた中でのマウンドとなる。東洋大時代の河北は、1年時から3学年上の佐藤都志也(ロッテ)とバッテリーを組み、先発から抑えまで幅広い活躍を見せた。150キロを超える速球と鋭く落ちるスプリットで、強力東芝打線に実力を発揮したい。

エイジェック先発の河北将太投手

 対する東芝の先発のマウンドには藤村哲之が上がる。最速146キロを誇り、出どころの見づらいフォームで相手打線を翻弄する左腕だ。社会人1年目から結果を残してきた実力派が新興エイジェックを寄せ付けない投球を見せるか注目だ。

 前回王者の東芝に対し、強力な補強を行なったエイジェックがどんな戦いを見せるのか? 初戦から楽しみな対戦となる。

 大会は神宮球場、大田スタジアム、等々力球場、浦安市運動公園で行われる予定だ。