サンフレッチェ広島は23日、今季ユースからトップチーム昇格を果たした越道草太がプロA契約締結に合意したことを発表した。

広島市出身の19歳。広島ユースを経て2023年にトップチーム昇格を果たした越道草太。

◆突破力と精密クロスを武器に出場機会が増加中!広島の生え抜きルーキー

 越道は広島県広島市出身の19歳。サンフレッチェ広島ジュニアユースからユースを経てトップチームに加入した。2023年2月26日の新潟戦に途中出場し、Jリーグ初出場を果たしている。2019年にはU-15日本代表候補、2021年にはU-17日本代表に選出されるなど世代別代表経験も持つ期待のルーキーだ。推進力のあるドリブル突破が強みのサイドアタッカーで、プロ1年目ながらここまで2アシストを記録(5月23日時点)。先発での出場機会も増やしている。5月7日の福岡戦で、プロA契約の条件である450分の試合出場時間を超過していた。

 越道は「A契約締結に合意できてうれしく思います。現状に満足せず、これからも一つでも多く勝利に貢献できるように頑張ります。引き続き、応援をよろしくお願いします」とコメントしている。

《プロフィール》
越道草太(こしみち・そうた)
2004年4月3日生ポジション/MF
サンフレッチェ広島ジュニアユースーサンフレッチェ広島ユースー広島(2023〜)

《プロA契約》
Jリーグにおいて、選手とクラブが締結する契約の種類のひとつ。出場時間など一定の条件を満たす必要がある。B契約、C契約と異なり年俸の上限がなく、各カテゴリにおいて1クラブあたりの契約人数には制限がある(J1では1チームあたり15人以上25人以下)