2月23日、エディオンピースウイング広島で明治安田J1リーグ第1節・サンフレッチェ広島対浦和レッズが行われた。新スタジアムでの記念すべき公式戦初戦は、ホームの広島が2-0で勝利を収めた。

2得点を決めたFW大橋祐紀

 試合は前半から浦和が決定機をつくり出すも、広島GK大迫が好セーブで凌ぎ続けた。広島は45分、MF川村がミドルシュートを放つと、浦和GK西川が弾いたこぼれ球に広島FW大橋が反応し、右足で押し込んで先制。大橋は新スタジアム公式戦初得点、移籍後初得点を奪った。

 広島は後半9分、FW大橋がペナルティエリア内で倒されPKを獲得するも、FWピエロスがPKを外してしまった。しかし直後の後半10分、左サイドからFW加藤がクロスを上げると、FW大橋が頭で合わせて2点目のゴールを決めて浦和を突き放した。広島はこの2点を最後まで守り抜いた。

 エディオンピースウイング広島のこけら落とし試合となったG大阪とのプレシーズンマッチ(2月10日)では敗れていた広島。リーグ開幕戦で記念すべき新スタジアム初勝利を飾った。

<得点者>
前半45分 大橋祐紀(広島)
後半10分 大橋祐紀(広島)