2月24日、日光霧降アイスアリーナで行われた日光アイスバックス対HLアニャンの第5回戦が行われた。試合は序盤から積極的なオフェンスを見せたアイスバックスが逃げ切って、6対4で勝利した。

 勝利したアイスバックスは、FWムン・ジンヒョクのアジアリーグ初ゴール、今季加入したDF佐々木祐希も移籍後初得点を決めるなど、初モノ尽くしの1試合となった。

アジアリーグ初得点を決めた アイスバックスのムン・ジンヒョク

 先制したのはアイスバックスだった。開始6分21秒にFW宮田大輔がシュートを放つも相手GKに阻まれ、先制ならずと思われたところ、今季加入のムン・ジンヒョクが押し込み、アジアリーグ初得点を決め、先制点を奪った。

 同点で迎えた第2ピリオド23分01秒には、今季出場試合が限られている中でも結果を残しているFW古橋真来のゴールで勝ち越し。しかし一筋縄で行かないのが、強敵HLアニャンだった。中盤に猛攻を受けると、3対4と逆転を許し最終ピリオドに入る。

 プレーオフに向けて1つでも勝ち点を重ねたいアイスバックスは、フォワード陣が華麗な攻撃を見せた。開始わずか2分、42分04に、パワープレーとなると好調のFW出口圭太が流し込み同点に。さらにその1分後にはFW清水怜がサイドでキープすると角度のないシュートを決め切る技アリの1本で再度勝ち越しに成功した。

 終盤にアニャンはGKを下げて6人のフィールドプレイヤーを起用し、猛攻を仕掛けるも古橋真来が無人となったゴールにシュートを決め試合終了。6対4でアイスバックスが勝利した。

 首位・アニャンに持ち前の攻撃力で立ち向い見事勝利を収めたアイスバックス。シーズン終盤に向けはずみとなる1戦となった。

①06分21秒 ゴール ムン・ジンヒョク(アシスト1 宮田大輔、アシスト2 阿部泰河)
②23分01秒 ゴール 古橋真来(アシスト1 鈴木健斗、アシスト2 佐々木祐希)
③27分04秒 ゴール 佐々木祐希(アシスト1 古橋真来、アシスト2 鈴木健斗)
④42分04秒 ゴール 出口圭太(アシスト1 鈴木雄大、アシスト2 鈴木健斗)
⑤43分35秒 ゴール 清水 怜(アシスト1 出口圭太、アシスト2 伊藤俊之)
⑥57分59秒 ゴール 古橋真来(アシスト1 鈴木健斗)