2025年のペナントレースも5月に突入した。『変化』を掲げキャンプで厳しい練習を積んできた新井カープは、多くの若手が一軍を目指して鍛錬を積んでいる。ここでは、支配下登録2年目のシーズンを迎えた佐藤啓介の声をお届けする。
オフの自主トレを、「自分がこのくらいできるんだ、ということがわかった」と振り返った佐藤。支配下登録され2年目を迎える今シーズンは、菊池涼介、矢野雅哉らの自主トレに弟子入りして技術を磨いてきた。
「自主トレで見せてもらった景色を、実戦でどれだけ再現できるか。(教わったことを)自分のものにしていく段階はちゃんと踏めているという感覚はある」と手応えを語る。球界の名手たちの薫陶を受け、今季目指すは一軍定着だ。
「打席で、良い意味でちゃんと脱力できれば打球が飛ぶんだいうこともわかった。なかなか思い通りにいかない部分も多いですが、もっと突き詰めて行きたい」
一軍昇格、定着に向け、師の教えを自分の中に落とし込んでいく。
■佐藤啓介(さとう・けいすけ)
2001年5月24日生、愛知県出身
182cm 90kg/右投左打/内野手/プロ2年目・23歳
中京大中京高ー静岡大ー広島(2023年育成ドラフト2位)