2025年シーズン『変化』を掲げる新井カープで、一軍出場を目指し汗を流す選手たちがいる。今回は、二軍で日々自身の技術向上を追求する左腕・辻大雅の声をお届けする。
育成ドラフト3位でプロ入りし、3年目を迎えた辻。「去年よりも手応えがある」と、自身を分析する言葉にも熱がこもる。
「昨季から求めてきたストレートの質などが徐々に理想に近づいてきている感覚があります。あとは球速を上げていくことも課題です」と、さらなる飛躍に向け余念がない。
今シーズンは変化球で三振を取ることもできており、「そこで真っ直ぐでも三振が取れるようになれば」と自身の投球を冷静に分析する。「具体的には、腕を思い切り振ることを意識しながら。打者が対応しづらくなっているという感覚もあります」。
今シーズン、まずは背番号を2桁に変えることを目標に掲げ、与えられた場面でがむしゃらにアピールを続けていく。
■辻 大雅(つじ・たいが)
2004年8月29日生、神奈川県出身
182cm 84kg/左投左打/投手/プロ3年目・20歳
二松学舎大付高ー広島(2022年育成ドラフト3位)