◆「無類の勝負強さ」西田真二 1991
<通算成績:777試合 402安打 44本塁打  226打点  打率.285>

 1982年ドラフト1位で法政大から入団。入団以降、主に代打の切り札として活躍した。山本浩二監督が就任すると出場機会が増え、1989、1990年は規定打席未到達ながら、シーズンを通して3割を超える打率をマーク。入団9年目の1991年にはシーズン途中から4番に定着。優勝決定試合でも決勝タイムリーを放つなど、勝負強い打撃で6度目のリーグ優勝に貢献した。

◆「ビッグレッドマシンの4番」江藤智 1992-1999
<通算成績:1834試合 1559安打  364本塁打  1020打点 打率.268>

 1988年ドラフト5位で関東高から入団。捕手として入団したが、内野手に転向。入団4年目、22歳となった1992年の終盤から4番に座り、1993年はほぼ全ての試合で4番を任され34本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した。さらに1995年は本塁打王と打点王の二冠に輝くなど和製大砲として活躍。1999年オフに巨人に移籍するまで、“ビッグレッドマシン”の中軸として多くの勝利にバットで貢献した。