広島ドラゴンフライズは29日、2025-26シーズンにおいて晴山ケビンとの契約に合意したと発表した。

2025-26シーズンの加入が発表された晴山ケビン

 晴山は岩手県出身の32歳。 東芝ブレイブサンダース神奈川(川崎ブレイブサンダース)でプロキャリアをスタートし、京都、千葉、滋賀、富山でキャリアを積み重ねてきた。2024-25シーズンは島根に所属し56試合に出場していた。

 岡崎修司GMは今回の獲得に関して「得意の3Pシュートは40%を超え、アウトサイドからの得点で貢献できるだけでなく、身長191cmとサイズもあることから、広島に足りない部分を補ってくれると思います」と期待を寄せ、「チーム内ではベテランとしてバスケットボールに向き合う姿や、チームをまとめるといった部分でも大きな貢献ができると信じています」と歓迎する。

 クラブを通じてコメントを発表した晴山は「チームから、朝山(正悟)ヘッドコーチから求められる役割がどんな些細なことであったとしても、私は全力でやっていきたいと思います」と語り、自身のストロングポイントとしては「3Pシュート、ディフェンス、リバウンド」をあげた。

 「これから、ドラゴンフライズの一員として、みなさま方に早く認めてもらえるようにプレーし、バスケ以外のところでも社会人として子供たちのロールモデルに目指してもらえるような人間を目指していきたいと思っています。今シーズン、どうぞ、よろしくお願いします!! 」

 すでに朝山ヘッドコーチの続投、寺嶋良らの契約更新を発表している広島ドラゴンフライズ。若いチームにとって、豊富な経験値を持つベテランは頼もしい存在になるはずだ。