昨季、多くの指標でキャリアハイをマークし、カープファンの注目と期待を集めた中村奨成。今シーズンは春季キャンプを一軍でスタートすると、開幕戦では2番・ライトで自身初の開幕スタメン入りを果たした。
しかしそこからは苦しむ時期が続き、4月末には登録抹消。三軍での調整を経て、5月19日に一軍再登録。ここからの巻き返しに期待がかかる。ここでは、2025年のインタビューを改めて振り返る。(『広島アスリートマガジン』2025年11月号掲載記事を再編集)
◆スタッフ、監督、カープファン。2025年に数字が残せたのは、多くのサポートのおかげ
─2025年シーズンは、結果を出したことで相手投手からの攻め方にも変化がありましたか?
「変わったと思います。昨年までは代打が多かったので、変化球での攻めが多かった印象です。今年はスタメンで打席数も立たせてもらえているので、昨年とデータを比べても攻めの違いを感じます。その中で打っていかないといけないですが、僕1人の力ではここまで打てなかったと思います。スコアラーさん、コーチの方々を含めて、いろいろな人がアドバイスしてくれるおかげで、ある程度打てていると思います」
─さまざまな方々のサポートがあってこそなのですね。
「そうですね。起用してくれた新井(貴浩)監督にも感謝です。本当に伸び伸びプレーをさせていただいたと思います」
─特にマツダ スタジアムでの打率が高く、良い数字が残っています。
「マツダ スタジアムは好きですね。景色だったり、打席からの風景も含めて、もちろんホームということもありますし、気持ちの余裕も持てますし、僕は一番好きな球場です。マツダ スタジアムで何年かぶりにお立ち台にも立たせてもらいましたけど、シーズンを通してこんなに立てると思っていなかったので正直びっくりしています。それだけチームに貢献できたのかなと思います」
─守備では主にセンターを守りましたが、手応えはいかがですか?
「守備については慣れだと思います。最初は球が飛んできて、捕ることで必死で周りを見る余裕もありませんでした。センターを多く守らせてもらいましたが、捕手の構えも見やすいですし、打球の予測なども考えやすくなったと思っています」

