2025年、変化をキーワードに戦い続ける新井カープ。二軍で奮闘する若鯉たちもまた、一軍の舞台を虎視眈々と狙っている。ここでは、今シーズン攻守に活躍を見せている久保修の声を紹介する。昨季は開幕一軍をつかんでいただけに、初出場に向けた強い思いを口にしていた。(数字は6月6日現在)

今シーズンはここまで42試合に出場。一軍昇格に向けフォームも試行錯誤を重ねる

 開幕から確実に数字を上げてきている久保だが、「確かに内容が良くなっている部分もありますが、まだまだ全然です」と話す。

 今までの体を大きく使ったバッティングから、今年は 「バットの使い方そのものを意識するようにした」と自身を変化させてきた。

 「打撃、守備、走塁、すべてにおいて、一軍ではまだ勝負できないと感じる部分もたくさんあります。ただシーズンもまだ前半なので、チャンスがもらえるように、まずは二軍で課題と向き合っていきたい」と、自身初の昇格に向け意気込みを語る。

 一軍に上がれたときに、しっかり二軍でやってきたことの結果を残したい。そのために、今日も鍛錬を積み重ねていく。

■久保修(くぼ・しゅう)
2000年9月29日生、大阪府出身
181cm 89kg/右投右打/外野手/プロ3年目・24歳
石見智翠館高ー大阪観光大ー広島(2022年ドラフト7位)