8月2日、元プロレスラー・天龍源一郎氏の「生誕75年」「引退後10年」「天龍プロジェクト発足15年」というトリプルアニバーサリーを記念するイベント「天龍愛・博(てんりゅうあいはく)」が文化放送メディアプラスホールで開催される。
このイベントはファン参加型で、参加者が天龍本人へ直接「龍魂レター」を渡したり、秘蔵の天龍グッズを会場内に展示したりと、自身の天龍愛をアピールできるコーナーがある。また、天龍の番記者を務めた小佐野景浩考案によるマニアックなクイズが出題される「天龍マニア決定戦クイズ大会」も開催され、参加者の天龍愛が試される。さらに、参加者は事前に天龍の「ベストバウト」「好きな技」「ライバル」などに投票でき、イベントではそのランキングが発表される予定だ。長年のファンにとっては思い出を振り返る機会となり、天龍の現役時代をリアルタイムで知らない世代のファンも楽しめる内容となっている。
天龍本人も「天龍愛・博」に様々な期待を寄せている。多くのコアなファンが来場すると予想されるが、「1980年より前のグッズは、なかなか持っている人がいないと思う。1976年にプロレスに転向してから5年間はアメリカにいたから、持ってくる人がいたらびっくりするね」と語る。
ベストバウトのランキングについては、「俺はもう皆さんが選ぶ試合はだいたい想像がつくよ。多分、(ランディ)サベージ、ロード・ウォリアーズ、ジャンボ鶴田さん、このあたりだと思うね」と予想している。
「天龍愛・博」に集まるファンへ一言を求めると、「天龍ファンの慢心した心をくすぐるようなイベントにしたいね。そんなもんじゃ天龍は満足しないよって。でも、グッズを持っていなくても、心意気だけで十分です。みんな電車に乗って、時間を割いて集まってくれるわけだから、集まってくれることだけで感謝です」と締めくくった。天龍の予想や期待は達成されるのか。その答えはイベントで確かめたい。