2025年7月19日、東京の品川プリンスホテルで『第16回 カープ赤ちゃん写真展 東京撮影会』が開催された。

東京で行われた『第16回 カープ赤ちゃん写真展 東京撮影会』

　『カープ赤ちゃん写真展』では、毎年広島県内や大阪府の指定写真館で撮影された赤ちゃんの写真をマツダ スタジアムで行われる広島東洋カープ主催試合の試合前に大型ビジョンで放映している。球団は今年も、写真館での撮影を実施していない関東のカープファン向けに、品川プリンスホテルで1日限りの撮影会を行った。

　参加資格は『将来カープファンになってくれる2歳未満の子ども』で、当日は関東各地からカープのレプリカユニホームやレプリカキャップを身につけた家族愛とカープ愛にあふれる多くの親子が参加した。

　元々『カープ熱』が高い地域である東京だが、今回の撮影会も150名の参加枠がわずか1日足らずで満員になったことは、その人気の高さを改めて証明する形となった。

　参加者からは「子どもの可愛い写真を撮ってもらえて楽しかった。スタッフの方、カメラマンの方の手際も良く満足できた」「これから一緒にカープを応援できることが楽しみ。家族にとって良い時間になった」といった声が聞かれ、満足した様子で帰路についていた。

　撮影を担当した株式会社ハレノヒの飯島さんは、「参加された親子にとって、写真を撮るだけでなく、楽しい体験を提供するのが私たちの仕事。お子さんと親御さんが、お互いにそれぞれの新しい姿を見つけられるような機会にできたら」と話す。

 

　我が子が将来、スタンドを真っ赤に染める熱心なファンになるのか、あるいはスタンドを沸かせる『赤ヘル戦士』になるのか、そんな夢を抱いた保護者もいることだろう。カープを応援する気持ちは、このようにして次の世代へと綿々と受け継がれていく。