ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(以下、栃木GB)は、9月25日から栃木県小山市の小山運動公園野球場で開催された「日本独立リーググランドチャンピオンシップ2025」に『開催地枠』として出場。持ち前の強打を武器に勝ち進んだが、28日の決勝戦で愛媛マンダリンパイレーツに2対8で敗れ、準優勝に終わった。
栄冠まで今年もあと一歩だった栃木GB。しかし、短期決戦での強さは存分に見せつけられたはずだ。
堺シュライクス(関西独立リーグ代表)戦は序盤の集中打でリードを奪い、リリーフ陣が粘り切って勝利。続く富山サンダーバーズ(日本海リーグ代表)戦は楠本龍聖が4安打、ダッタが2本塁打6打点、鈴木智也にも本塁打が飛び出すなど、打線が爆発してコールド勝ちを収めた。
準決勝では今季6勝8敗と負け越した難敵・群馬ダイヤモンドペガサス(BCリーグ代表)との一戦となった。投げては先発の清水敬太が5回2失点と先発の役割を果たした。終盤6回からはWストッパーの一角、堀越歩夢が2イニングを無失点の好投を見せ、試合は引き締まった展開に。打線は初回に三方陽登の適時打で追いつくと、1点を追う7回、三方が3ランを放ち逆転に成功。最終回となる8回は、竹本徹が無失点で抑え切り、見事に勝利を手にした。