春季キャンプを目前に控え、各球団のファンにとっても待ち遠しい球春の足音が近づいてきた。ドラフト会議、現役ドラフトのほか、来る新シーズンに向け外国人選手の補強に力を入れるチームもある。2026年の新井カープは、昨季活躍を見せたドミニカン野手コンビ・ファビアンとモンテロの残留が早々に決定。投手では、新外国人・ターノックの入団も発表されている。
ここでは、カープファンの記憶に残る外国人選手、記録を残した外国人選手たちに注目。球場を沸かせた数々の名選手たちの活躍を振り返っていく。
◆投手、野手ともに印象的な助っ人外国人たちが活躍
1993年まで外国人枠が2人だったこともあり、野手中心の補強だったカープ助っ人陣。その扉をこじ開けたのは、カープアカデミー出身のチェコだった。
台湾球界を経て1995年に本格デビューを果たすと、28試合で15勝8敗、防御率2.74の大活躍。ド派手なガッツポーズと背番号『106』は、いまも語り草となっている。
1998年に来日したミンチーも好投手だった。変化球を生かした打ち取るピッチングでイニングイーターの役割をこなし、ロッテ移籍後の2001年には最優秀防御率にも輝いた。
2008年に入団したシュルツは、中継ぎのスペシャリストとして活躍。このあたりから手薄なリリーフ陣を助っ人で補う戦略が機能し始めた。
セーブ数で断トツの1位に立っているのはミコライオだ。2012年に入団すると、サファテから守護神の座を奪取。205センチの長身から投げ下ろす、外国人投手ならではの快速球を武器に3年間で73セーブを挙げた。3連覇に貢献したジャクソンの活躍は、助っ人リリーフ陣が伏線を敷いた結果でもあると言える。
近年の先発投手ではルイス、バリントン、ジョンソンがランキングを席巻。ルイスはわずか2年の在籍ながら、両年ともに最多奪三振を獲得し、歴代3位の奪三振数に食い込んでいる。
バリントンは総合力が高く、4年で40勝。2013年には初のCS進出の原動力になった。アメリカ時代はMLBドラフト全体1位にも関わらず、5年で26登板1勝9敗の記録に終わっていたが、日本で大化けを果たしたのである。

