明治安田J1百年構想リーグも佳境に差し掛かっている。サンフレッチェ広島は10日、アウェイに乗り込みG大阪と対戦。現在WESTグループ6位、首位までは勝点差8と優勝の可能性を残すなか、絶対に負けることのできない一戦だ。ここまでチームトップタイの3ゴールをあげている鈴木章斗は、G大阪Jrユース出身。古巣との再戦を前に、思いを語った。
5月6日の神戸戦では、81分から中村草太に代わりピッチに立った。なんとしても追加点を奪いたい場面だったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
「(出場時間も短かったので)時間的にチャンスがあるとしても1回かなと思っていました。それでも点をとることを意識して入りましたが、1本のチャンスを決めきれなかった」
そう反省を口にした鈴木だが、PK戦では二人目のキッカーをつとめ見事に成功させた。一人目の木下康介が権田修一の好セーブに阻まれていただけに、自身も失敗すれば流れが神戸に大きく傾く難しい場面。冷静に仕留めたシーンには、鈴木のストライカーらしさが表れていた。
「PKが始まる前から、相手GKとコーチが話してる感じを見ていました。相手にも一人ひとり選手のデータが入っていたと思うので、その中で今日は左を意識して蹴りました。試合内容自体も、自分たちのやりたいビルドアップの部分ではまだまだかなと思いますが、しっかり相手に合わせたサッカーはできていたと思います。それは良かった部分だと捉えています」
次節は自身がユースとして育ったG大阪との再戦だ。「まだ(G大阪戦で)出るか出ないか分からないので」としながらも、「出ることをまず意識してやりたいなと思います」と意気込んだ。

