広島の街を紫に染めるため、日夜、精力的な活動を行うサンフレッチェ広島のOB・吉田安孝氏と森崎浩司氏。広島を愛する二人が、“おらが街”のスポーツを熱く語ります!

── 19年は新スタジアムの話が進展した年でもありました。

森崎:選手のときにピッチに立ちたかったという思いはありますけど、話が進展して2024年に(中央公園広場に)完成予定となりました。すごくうれしい気持ちがあります。

吉田:これはもう悲願でしたし、遅すぎたくらいです。でも、いったんは宇品に既成事実として決まりかけていたものをひっくり返したというのは、久保(允誉)会長の信念が実を結んだのだと思います。四面楚歌だったと思うんですけど、それでも諦めずに無くなりかけていた中央公園案に持っていったのは大きいと思います。


── スタジアム建設に向けて、寄付もすごく集まっています。

吉田:スタートダッシュがすごかったですが、これが続くように2024年まで継続的に呼びかけていくことが大事かなと思います。そしてもっとも大事なのが、2024年に絶対にJ1にいること。クラブの戦略的にも2024年というところを視野に入れて、中長期的なビジョンも考えないといけないですよね。