マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!
※毎月第2、第4金曜日掲載。
◆もし今年、森下暢仁投手がいなかったらと思うと…
広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、今回は2週間…ではなく3週間ぶりの内藤哲也です。
11月11日に今シーズンのカープの全日程が終了。順位は5位。非常に悔しいシーズンになりました。
セ・リーグは巨人が優勝しましたが、カープとは投打のバランスで差があったように思います。やはりカープは投手陣が不安定でしたし、打線も思うように機能しないことも多かったですよね。戦力的には、そこまで差があるようには見えなかったんですが…。
ただ! シーズンの最終盤になって、本来のカープらしさが出ていましたね。特に投手は、先発陣を筆頭に安定感がありました。これが序盤から見られていたら…とも思いましたが(笑)、大瀬良大地投手、クリス・ジョンソン投手、野村祐輔投手といった、これまでエース級の活躍をしてきた投手を欠きながら、若い投手陣で結果を残したのは、来年以降を考えても大きなプラス材料だと思います。
なかでも特筆すべきは、やっぱり森下暢仁(まさと)投手でしょう。もし今年、森下投手がいなかったらと思うとゾッとしますが(笑)、ルーキーで2桁勝利(10勝)、規定投球回(122.2回)もクリアして、防御率(1.91)も素晴らしい。1年目から言うことなしの活躍でした。本当に昨年のドラフトで獲得できて良かったなと