◆東京ドーム大会はプロ野球ファンの方にもオススメですよ
あともう一人、本間選手と同じ理由で、飯伏幸太選手もおもしろそうですね。彼は明らかに正統派じゃないですか。レスラーとして持っているものもスゴいし、リング上でやっていることもスゴいけど、でもオレからすると、いまいち突き抜け切れていないようにも見えるんですよ。
突き抜けるきっかけとして、いまの正統派から一歩抜け出したところにいったら、もしかしたら何かしらヒントがあるのかもしれない。いまのイメージをガラリと変えたら、おもしろいんじゃないかなと。
ちなみに飯伏選手は昨年、今年と『G1 CLIMAX』(新日本プロレス最大のシングルマッチのリーグ戦)を連覇した選手です。来年1月4日に開催される東京ドーム大会で、オレは彼を挑戦者に迎えてIWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル王座の2度目の防衛戦に臨みます。
防衛して翌日の東京ドーム大会でもメインを張りたいと思っているので、皆様にはぜひ会場で応援していただけたらと思いますね。アリーナ席であれば普段、カープの選手からスタンドがどのように見えているかも確認できるので、プロ野球ファンの方にもオススメですよ。
さて、ここまで書いていて思いましたけど、タイチ選手も飯伏選手も言うことを聞かなさそうですよね(笑)。たとえば野球でも、いちいち監督、コーチの言うことに反発してくるような選手がいたら面倒じゃないですか。
バッティングの指導をしてるのに、「いや、でもこれはこうだから…」とか言ってくる選手は、すぐにクビですよ(笑)。そう考えると、やっぱりタイチ選手、飯伏選手のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りはないですね(笑)。