◆永川勝浩 2003-2019「“無双”のフォークで球団最多の165セーブ」
<1980年12月14日生/投手/広島県出身/右投右打/2000年ドラフト自由枠/カープ在籍17年>

 球団初の自由獲得枠で入団。北別府氏から背番号『20』を継承し、苫米地鉄人以来となる新人での開幕一軍入りを果たす。鋭く落ちるフォークを武器に、ルーキーイヤーから25セーブを記録。長らく守護神としてカープの屋台骨を支え続け、プロ17年間で165セーブを記録。この数字はカープで1位なのはもちろんのこと、球界全体でも歴代12位の数字である。

<登板527/勝利38/敗北42/セーブ165/ホールド79/防御率3.46>

◆前田健太 2007-2015「沢村賞を2度受賞、球界屈指の名右腕」
<1988年4月11日生/投手/大阪府出身/右投右打/2006年高校生ドラフト1巡目/カープ在籍9年>

 一軍登板未経験ながら、高卒2年目に佐々岡真司からエースナンバーである背番号『18』を継承。球団からの期待に応え、2年目ながら9勝をマークした。以降は絶対的なエースとして右腕を振り続け、数多くのタイトルを獲得。北別府学氏と並び、沢村賞も2回受賞している。現在もメジャー(ツインズ)で開幕投手を務めるなど活躍を続けている。

<登板218/勝利97/敗北67/セーブ-/ホールド-/防御率2.39(カープ在籍時)>