6月3日のロッテ戦(マツダスタジアム)で初打席初本塁打を放ち衝撃デビューを果たしたバティスタ。

◆2017年・交流戦2位(18試合12勝6敗)【投打の新星現れ球団史上最高順位】

 2017年の交流戦は、初戦から最高の入りを見せた。強力打線で知られる西武を相手に、薮田和樹が交流戦の開幕戦では球団史上初となる完封勝ちを記録。この一戦をキッカケに、先発ローテーションの一角に定着した。

 翌日も鈴木誠也が球団通算8000号のメモリアルアーチを放ち、チームは7連勝を達成。6月14日にはオリックス戦で前年の再現となるサヨナラ本塁打を放ち、交流戦単独首位に躍り出ると同時に、2年連続での交流戦勝ち越しを決めた。

 ロッテ戦では代打のバティスタが連日の号砲を放ち、分厚い打線をさらに強固なものにした。日本ハム戦は昨年の日本シリーズの借りを返すように、3連勝でリベンジを達成。

 6月18日のソフトバンク戦で惜敗し交流戦初優勝は叶わなかったが、球団史上最高順位となる2位で交流戦を終えた。